「教育振興基本計画」とは、教育基本法に示された理念の実現と、我が国の教育振興に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため、教育基本法第17条第1項に基づき政府として策定する計画です。
そして、地方公共団体は政府が策定した教育振興基本計画を参酌し、その地域の実情に応じて当該地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めなければならない(教育基本法第17条第2項)とされています。
「第4期九度山町教育振興基本計画」は、2025年度から2029年度までの5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき基本目標を示したものです。
九度山町の教育の今後を見通すうえで、この「教育振興基本計画」の内容をおさえておくことが必要です。そのために、教育振興基本計画の全文に目を通し、内容のチェックを始めました。
基本計画の「第2章 現状と課題」に”ウェルビーイング”という言葉が出てきます。私には耳慣れない言葉です。まずはこの”ウェルビーイング”とは何か、その概念から調べていきたいと思います。